
鏡をのぞき込んで「最近なんだか髪に元気がないな」と感じたことはありませんか?
実はそれ、単なる「ヘアケア不足」ではなく、体の内側からのサインかもしれません。
髪の毛は、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、私たちが日々食べているものから作られています。体が健康であれば、髪にも自然とツヤやハリが出てくるもの。
でも、栄養が偏っていたり、ストレスがたまっていたりすると、まず影響が出やすいのが「髪」なんです。
食べたものは、髪の栄養になる
髪は「ケラチン」というたんぱく質でできています。つまり、たんぱく質が不足すると、髪は細くなったり、抜けやすくなったりします。
鉄分や亜鉛、ビタミンB群なども髪の成長をサポートする大切な栄養素。
ダイエット中に髪がぱさついたり、抜け毛が増えたりした経験がある人は、体が「ちょっと足りてないよ」と教えてくれていたのかもしれません。
心と髪も、実はつながってる
ストレスや睡眠不足も、髪の大敵。実は、髪は「生命維持に直接関係ない部位」として、体が余裕のあるときにしか栄養を送ってくれない仕組みになっています。
だから、心や体が疲れていると、真っ先に髪の成長がストップしてしまうことも。
「最近、寝ても疲れがとれない」「気分が落ち込みがち」といったとき、同時に髪が元気をなくしていたら、それは無視できない体からのメッセージです。
髪の状態=今のあなたのコンディション
髪を見れば、その人の体の状態がなんとなく分かることもあります。たとえば、女性ホルモンのバランスが乱れると、髪の量や質が変化することがあります。
生理不順やPMS(生理前症候群)とあわせて髪の変化に気づいたら、ホルモンのバランスを整える生活を意識してみて。
まとめ:髪は飾りじゃない、体からの声
「髪がキレイだと気分が上がる」
これは本当。でももっと大事なのは、「髪が元気だと体も整っている」ということ。
ツヤツヤの髪は、栄養、睡眠、ストレスマネジメント、ホルモンの安定…すべてがそろっている証拠です。
ヘアオイルやトリートメントも大切だけど、まずは自分の体を大切にすること。それが、何よりのヘアケアになるのです。